大江英樹さんの「定年前、しなくていい5つのこと」という本の紹介です。しなくていいことだから、気楽に読めますよね。
定年前、しなくていい5つのこと
さっそく、5つのこととは、なんでしょうか。
- お金の心配、する必要ナシ!
- サラリーマン脳を捨てよう!
- 夫婦で旅行なんて行かなくていい
- 地域コミュニティとは付き合わなくてもいい!
- 趣味がなくても一向に平気!
どうでしょうか。どれも、普通の定年後のハウツウ本に書かれていることとは、真逆のことを言っています。では、その中で、1.と2.についてご紹介します。
お金の心配、する必要なし
1.「お金の心配、する必要ナシ」では、下図のような考え方を提案している。生活費を公的年金でまかない、家の修理、自動車購入、旅行などの費用は、稼いだお金でまかなう。医療費、介護費は、全く読めない費用のため、貯金などでまかなうという考え方です。
日常生活費を、公的年金で対応する考え方は、私も賛成できます。生活のレベルを下げて、年金だけで生活していくこととです。介護などの費用は、いつ、いくら必要になるのか、皆目見当がつかないのだから、事前に蓄えておくということですね。

公的年金で、日常生活費が収まるように節約して、趣味、道楽をやりたければ、ちょっぴり働いて稼ぐ。何かの時には、虎の子の貯蓄で乗り切る。これで、老後の不安は、なしというわけですね。
サラリーマン脳を捨てよう
2.サラリーマン脳を捨てようでは、定年後の再雇用ではなくて、自らやりたかった仕事を始めることを進めている。いわゆる、「起業」である。定年後の起業のメリットは、失敗しても、年金などで、生活できるというわけです。
私は、起業という言葉を、会社を起すというふうに大きく考えると、ハードルが高そうですが、インターネットを使った、一人だけでやる仕事も、起業に含まれると思います。ダメもと、ちょっと考えてみるのも面白い。
やりたいことで稼ぐ=趣味というように考えれば、楽しそうじゃないですか。企業のハードルを下げましょう。
まとめ
定年後の過ごし方には、正解がありません。再雇用で、今までと同じ生活を続けるもよし、何もせずゴロゴロと過ごすもよし、一念発起、起業するもよし。誰に気兼ねをする必要はありません。あなたの人生は、あなたのものです。
そんな貴方に、この本を手に取って、定年を考える参考にしていただければ・・・。