定年退職
私事ですが、今日、「定年退職」です。
嬉しさ、寂しさ、悲しさなどの感情はありません。
もっと、嬉しいのかなと思っていましたが、予想外です。
その一番の理由は、親父殿の介護の先行きが不透明なこと、新型コロナの出口が見えないことなど、私の人生の中で、初めての出来事がいま続いているからでしょうか。
介護について
本格的な介護は、リハビリ病院から自宅に戻ってからであるが、どの程度の介護が必要になるか。
家のリフォーム、ベッド・・・、必要となる費用はどの程度となるか。
介護の現実を突きつけられて、わからないことだらけです。
先が見えない不安。
新型コロナについて
新型コロナの影響で、厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.39倍。前月より0.06ポイント下がり、3年半ぶりに1.4倍を割った。
完全失業者は172万人で、前月から6万人増えた。4月以降は3月より厳しくなると想定される。
60歳という年齢と新型コロナで、すぐには、仕事が見つからないでしょう。
悪い時期に、退職してしまったものです。
先が見えない不安。
定年退職は悪か
会社で退職説明会に参加したとき、なぜ、再雇用しなかった理由を聞かれ、「お金の心配がなくていいですね」と最後に言われる。
今の時代は、再雇用を選択することが当たり前となっていて、定年退職することが珍しいようだ。
お金の心配は、だれでもあるが、どこで折り合いをつけるかだ。
今、一番感じていることは、30年以上働き、仕事から開放された感じがまったくなく、むしろ、60歳で退職したことが、悪いような雰囲気があるこの世の中は、すこし生きずらい。