市独自の電子地域通貨が10月1日より発売された。発売の目的は、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により経済循環が停滞している中、市内における消費喚起や事業者の売上向上を図りつつ、市民及び事業者のキャッシュレス社会への対応を進めるため・・・
とのことである。
1セット額面13,000円の商品券を1万円で販売(プレミアム率=30%)しており、購入金額に制限があり、1セット1万円、1世帯3セット(相変わらず、世帯単位というのが、家を中心した日本式の考え方、いつになったら、個人を最小単位とするのやら)までとなっている。
さっそく、額面2万円分を購入してみたが、購入後、大きな問題点が、見つかったのだった。使用できる店が以下のようになっており、しかも、業種でのしばりがあったのだった。
A群とB群は、1セット1万円の内8,000円使うことができる、A群は、5,000円使えることができる。
A群・・・飲食店(日本標準産業分類の大分類Mのうち中分類76,77)・生活関連サービス業(日本標準産業分類の大分類Nのうち中分類78,79)
B群・・・A群以外の業種
購入前に使うことを予定した店は、B群であったため、使えないことが判明、A群は、飲食店ばかり、しかも、飲み屋ばかりが登録されている。このコロナ下、飲食店へ出向き、食事を取りないので、正直困ったものです。
計算上、2万円に対して、26,000円分の地域通貨があるが、その内、10,000円は、飲食店で使わなければならず、残り16,000円がある程度自由に使えるお金となる。飲食店はパスすると、実質4,000円の赤字ということです。
使える店をよく確認しない自分が悪いのだが、騙された感があります。欲を持ったがいけなかったのです。