平成3年4月から学生は、国民年金への加入が義務づかられた。私は、学生時代、国民年金に未加入であった。具体的には、24歳から就職したため、20歳から24歳の4年間=48ヵ月分の保険料が未納となっている。
60歳から国民年金へ任意加入
60歳までに老齢基礎年金の受給資格を満たしていない場合や、40年の納付済期間がない場合には、年金額の増額を希望するときは、60歳以降でも国民年金に任意加入をすることができる。
日本年金機構HPより
つまり、年金が満額に達してないときは、60歳以降、年金保険料を支払うことで、年金を満額もらうことができるといわけです。
年金を増やすひとつの手段となりますので、早速手続きを行うことにしました。
任意加入手続き
手続きは、市役所の年金課で行うことができるため、今月2度目の市役所を訪れた。
手続きには、
- 資格喪失証明書
- 年金手帳
- 通帳
- お届け印
が必要となります。
資格喪失証明書は、会社からもらうものです。
資格喪失証明書とは、文字通り、退職により、社会保険、厚生年金保険の資格がなくなったことを証明するものです。これがないと、次の国民健康保険、国民保険などへの切替ができなくなります。
手続きに必要な書類を準備して、市役所の窓口で相談すると、処理としてもらえます。
申請書類への記入がありますが、職員さんが、丁寧に教えてくれるので、比較的簡単です。
いくら増える
満額納付月数 | 480ヶ月 |
納付済月 | 432ヶ月 |
不足月数 | 48ヶ月 |
追加費用 | 784,320円 |
未納分は、48ヶ月=4年分で、784,320円となる。
未納分を納付することで、65歳から受け取れる年金は、年間77,930円アップすることになります。
784,320円➗77,930円=10年となり、損益分岐点は、75歳になります。
75歳以上長生きすれば、元が取れます。
まとめ
平成3年4月以前、つまり、29歳以上の方は、国民年金への加入が義務付けられていません。この期間が未納期間となりやすい。
65歳までの間、未納分を収めることで、年金を増やすことができるのです。